2025年11月、人気ガールズグループ「NiziU」がSNSを中心に突如炎上!
きっかけは、インスタライブの切り抜き動画が拡散されたことでした。
その動画には、リクを含む複数メンバー(リオ・マヤ)によるアヤカへの“いじり”のようなやり取りが映っており、「これはいじめでは?」といった声が噴出しました。
- 「NiziUが炎上したのはなぜ?」
- 「リクの態度は本当に冷たかったのか?」
- 「グループ内でいじめが起きているのか?」
SNS上ではこうした疑問が広がり、紅白落選にも影響したのではという憶測まで飛び交う事態となっています。
本記事では、今回の炎上騒動の経緯、切り抜き動画の中身、そしてファンや所属事務所の反応などをもとに詳しく解説していきます。
NiziU炎上の原因は?切り抜き動画の内容
一軍女子(リオ・リク・マヤ)によるアヤカいじりをご覧ください😐
これをアヤカが“メンバーに愛されているがゆえのやり取り”と感じるか、あるいは“それ以外の何か”を感じるかは、人それぞれだと思います。#NiziU #RIO #RIKU #MAYA pic.twitter.com/dIA3IGgpjd
— ブラックピーチ🖤🍑 (@joyful_suisui) November 25, 2025
発端となったのは、インスタライブ中の“切り抜き動画”がXで急速に拡散されたことでした。
動画に映っていたのは、メンバーのリク、リオ、マヤの3人がアヤカの発言や口調を真似るなどのやり取りをしている様子。
これに対し、一部の視聴者から「いじりではなく、いじめに見える」といった声が上がり、SNS上で大きな波紋を呼びました。
特に注目されたのは以下のような場面
リクがアヤカの話し方を大げさにモノマネして笑いを誘う
アヤカが発言しようとした直後、リオが「もう喋っていい?」と重ねるように話す
リクがスマホを見ながら無表情になった場面が「睨んでいるように見える」と話題に
このような断片的な映像により、SNSでは「アヤカが孤立しているように見える」「一軍女子のいじめ構図だ」など、批判の声が一気に拡大。
ネガティブな印象が拡散され、グループ全体へのイメージにも影響を与える事態に発展しました。
ただし、拡散された動画は数秒程度の切り抜きにすぎません。
実際のフル配信を見たファンからは、「アヤカも笑っていた」「メンバー全員がリラックスしていた」「普段通りの冗談に過ぎない」といった擁護の声も多く上がっています。
NiziUのメンバーによるいじめのグループが出来てるとかさ、一部の映像だけでほんと考え方が幼稚。
真実なんてわかんないだろ。NiziU達がライブやコンテンツで私達を幸せにしてくれてるんだから、私達はNiziUちゃん達を幸せにする為に、明るいことだけ言ってればいいやん。#NiziU #なんかみた— バンビ (@cuE7dCa2jGRBsps) November 27, 2025
投稿者に関しても注目が集まりました。
切り抜きを投稿したのは、WithU(NiziUファン)と思われるアカウントで、特定のメンバー推しではなかったとの見方もあるようです。
そのため「なぜこの投稿をしたのか」という疑問も浮上し、さらなる憶測を生む結果となりました。
また、SNS時代特有の「切り抜きによる誤解」も今回の炎上を大きくした要因です。
数秒の動画や表情の一瞬だけを切り出した映像は、前後の文脈や空気感を排除してしまうため、実際とは違った印象を与えることがあります。
今回のケースでも、「強めのツッコミ」「遮る発言」「素っ気ない表情」などが意図的に編集されたように映り、「冷たい」「態度が怖い」といった批判が過熱してしまいました。
一方で、これらの行動は、リクのもともとのキャラクターや関西出身ならではのノリ、メンバー間の信頼関係によって成立していると見る声も根強くあります。
また、炎上の時期と紅白落選のタイミングが近かったことも、事態を複雑に。
NiziUは今年、NHK紅白歌合戦への出場を逃しており、「炎上が原因で紅白を外されたのでは?」とする憶測も飛び交いました。
しかし、紅白出場者の発表は2025年11月14日であり、炎上が起きたのはその約10日後。
このことから、両者に直接的な因果関係はないと考えられています。
こうした騒動を受けて、NiziUの所属事務所であるJYPエンターテインメントは、11月28日に公式サイトで声明を発表。
「根拠のない噂や誹謗中傷、アーティストのプライバシーを侵害する投稿が確認されており、法的措置を検討している」と厳しい姿勢を示しました。
炎上の背景には、切り抜きの拡散性と、それを受け取る側の解釈のズレがあります。
“冗談”として交わされた言葉が、“攻撃”に見えてしまうこの構造こそが、NiziU炎上の根本原因だったのかもしれません。
リクの態度が火種に?いじりといじめの境界線とは
今回の炎上では、「リクの態度が冷たかった」「アヤカをターゲットにしていたように見える」といった指摘がSNS上で相次ぎました。
それにより、ファンの間でも「これは仲の良いいじりなのか?それとも度を超えたいじめなのか?」という議論が巻き起こることになります。
特に話題になったのは、リクがアヤカの発言を真似て笑いを取るシーンや、無表情でスマホを見つめる場面。
この表情が「睨んでいるように見えた」と言われたことが、彼女への風当たりを一層強めました。
ただ実際には、その無表情の時間は短く、本人はコメント欄を確認していただけとされており、「睨んだ」という意図はないと説明されています。
NiZiUはリクが結構炎上しがちなタイプだから定期的になんか出てくるね
リクはよく他のメンバーをいじるけど、それがバカにしてるみたいに捉えられてるのね
マコ、リマは絶対にこういういじりとかには加わらないし興味なさそうだけど、他のメンバーは割といじり合ってる気がする😱— ポエマーなり (@rayray_green1) October 9, 2024
こうした見え方の違いが、ファンの間に温度差を生んでしまったのです。
一方で、リクは関西出身で、もともと明るくツッコミ気質な性格として知られています。
バラエティ番組や過去のライブ配信でも、他のメンバーに対して冗談交じりに軽くいじるシーンはたびたび見られました。
そうした関係性を理解しているファンからは、「いつものノリ」「むしろ仲の良さが伝わるやりとり」といった声も多く聞かれます。
また、アヤカ自身もいじられキャラとして知られ、他のメンバーからも度々ネタにされる場面がありました。
実際、今回の配信中もアヤカは終始笑顔でやり取りに参加しており、嫌がっているような様子はなかったとする意見も多く見られます。
つまり、問題の本質はリクの態度自体にあるのではなく、「受け取り方の違い」や「一部の切り抜きによる印象操作」だったと考えられます。
さらに複雑なのは、アヤカ推しとリク推しの一部ファン同士で対立が起きてしまったことです。
SNSでは「#アヤカを守れ」「#リク最低」など過激なハッシュタグが飛び交い、アンチや過激ファンの間で誹謗中傷がエスカレートする事態に。
このような“ファン同士の分断”は、K-POP界で過去にも何度か起きた現象です。
背景には、SNSの特性である「共感が優先されやすい仕組み」や、「一瞬の表情やセリフだけで印象が決定づけられる文化」があると考えられます。
JYPエンターテインメントもこの騒動を重く見て、公式声明で誹謗中傷や虚偽の拡散に対して法的措置の検討を進めていると発表しました。
これはアーティストを守る意味だけでなく、ファンコミュニティ内の過剰な対立を抑える意図もあるとみられています。
結果として、「リクの態度が冷たいから炎上した」というよりも、
文脈を無視した切り抜きや、SNS上での受け取り方の偏りが引き金となって、今回の炎上が加速したと言えるのではないでしょうか。
炎上の真相は誤解?
今回のNiziUの炎上について、SNS上では「いじめだ」「性格が悪い」などの強い非難が巻き起こった一方で、冷静な意見や擁護の声も多数あがりました。
NiziUアンチ、仲悪い、いじめっ子みたいなの流れてくるのすっごい嫌。
NiziUの幸せが私の幸せなのに、それを酷く言って、もしそれをNiziUが見たらどんな気持ちになるのか考えてほしい。
NiziUを悲しませてしまいそうなのがすごく辛い。NiziUみんなすごく努力してるんだよ。ずっとNiziUだいすき#NiziU pic.twitter.com/WCYK8d4aYT— ぴっぴ (@ash_set2) November 28, 2025
実際にインスタライブの全編を視聴したファンの間では、「アヤカも笑っていた」「リクたちのやり取りは普段と変わらない」「動画の切り抜きが誤解を生んでいる」といったコメントが広がり、炎上の一因となった印象操作への懸念が共有されていきます。
とくに指摘されたのは、「モノマネ」「発言の遮り」「無表情」といった断片的なシーンばかりが切り取られ、前後の会話や全体の空気感が無視された点です。
SNSではこのような“切り抜きによる誤解”が過去にも繰り返し問題になっており、「今回もその典型例では?」という見方が徐々に強まっていきました。
また、切り抜きを投稿したのはNiziUファンを自称するアカウントで、過去の投稿内容からは特定のメンバー推しと断定できないとの見方もあります。
そのため、「明確なアンチ行為ではなかったとしても、結果的に無責任な拡散によって炎上が発生した」との意見が集まり、投稿のあり方に対する問題提起も生まれています。
さらに、炎上のタイミングとNHK紅白歌合戦の落選時期が近かったことで、「この騒動が紅白に影響を与えたのでは?」という憶測まで浮上。
しかし、紅白の出場者発表は11月14日、炎上の発端となった切り抜き拡散は11月25日前後であるため、時系列から見て直接の関連性は薄いとされています。
一方、所属事務所のJYPエンターテインメントは、この騒動を受けて11月28日に公式声明を発表。
「アーティストに対する誹謗中傷、虚偽情報の拡散、名誉毀損、プライバシーの侵害については、法的措置を含む厳正な対応を行う」と明言し、強い姿勢を示しました。
この対応はファンからも好意的に受け止められ、「事務所がしっかり対応してくれて安心した」「メンバーが守られて良かった」といった声が広がっています。
さらに一部のファンは、「SNSの拡散力に自覚を持つべき」「軽い気持ちで切り抜きを投稿しないで」といった啓発的な投稿を行うなど、再発防止に向けた動きも見られました。
今回の件から浮かび上がったのは、SNS時代特有の誤解されやすさ”と“拡散の速さのリスクです。
数秒の切り抜きが、前後の文脈や関係性を無視して一人歩きし、それがアーティストの評判や精神的負担にまで影響を与えてしまうこともあります。
JYPの迅速な対応やファンの冷静な声により、事態は落ち着きを見せ始めていますが、今後も「切り抜く側」と「受け取る側」双方のリテラシーが問われる時代であることに変わりはありません。
炎上騒動は「誤解」と「切り抜き」が招いた?
みんなアンチを拡散じゃなくて
こういう可愛い動画を拡散してください()pic.twitter.com/QhcjPRFu3f— ゆっきー🐿️💛 (@yukki_niziu) November 28, 2025
今回のNiziU炎上騒動は、インスタライブの切り抜き動画が拡散されたことにより、一部の視聴者に「いじめでは?」という印象を与えてしまったことがきっかけでした。
リク・リオ・マヤのやり取りの一部が“いじり”として切り取られ、「冷たい態度」「アヤカをターゲットにしているように見える」といった声が上がったのです。
しかし実際には、配信全体ではメンバー全員がリラックスして会話を楽しんでおり、アヤカも笑顔で参加していた様子が確認されています。
問題の核心は、文脈の欠落した切り抜き動画がSNS上で拡散されたことと、視聴者側の「見え方」による誤解でした。
さらに、炎上のタイミングと紅白落選が重なったこともあり、事実以上に騒動が大きくなってしまったのです。
JYPエンターテインメントは迅速に公式声明を出し、誹謗中傷や虚偽拡散に対して法的措置を検討する姿勢を示しました。
また、ファンの中でも冷静な意見や啓発的な声が広がり、炎上の沈静化に向けた動きが進んでいます。
この騒動は、SNS時代における「発信の責任」や「情報の受け取り方」の重要性を改めて示す出来事だったと言えるでしょう。
