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2025年12月13日、BreakingDown18の前日計量で起きた衝撃的な事件。

江口響選手の不意打ちビンタにより、対戦相手のやるべしたら竜選手がくも膜下出血の重体となりました。

リング外の暴力が刑事事件に発展する可能性や、運営の法的責任、そして大会存続の危機……。

単なるエンタメの枠を超え、問題化したこの騒動の深層と、「真のリスク」を徹底解説します。

 

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ビンタで失神・くも膜下出血の経緯

2025年12月13日、BreakingDown18の前日計量イベントでのことでした。

フェイスオフ中、江口響選手(26歳)が、やるべしたら竜選手に対し、突然、右手で強烈なビンタ(掌底)を放ったのです。

この時、竜選手の首が大きく回旋したのが映像からも見て取れました。

実は、人間の脳は「揺れ」や「回転」に弱く、予期せぬ方向からの衝撃は、見た目以上のダメージを脳深部に与えることがあるんです。

会場には、鈍く大きな音が響き渡りました。

竜選手は、後ろに崩れ落ち、失神状態で後頭部を床に強打。

右足がビクンと痙攣する様子も動画で確認でき、会場は一時騒然となったそうです。

この痙攣は、脳へのダメージが深刻であることを示す「除脳硬直」に近い反応だった可能性も否定できません。

医療チームが即座に駆けつけ、当然ながら試合は中止となりました。

 

翌14日、大会当日に竜選手はCT検査を受けました。

その結果、一度は異常なしと診断され、リング上で欠場を気丈に謝罪したんです。

しかし、15日に強い頭痛で緊急搬送。

再検査の結果、外傷性くも膜下出血が判明したのです。

これは医学的に「意識清明期(Lucid Interval)」と呼ばれる現象かもしれません。

受傷直後は意識がはっきりしていても、時間の経過とともにじわじわと出血が広がり、急激に悪化する恐ろしいケースがあるんですよ。

くも膜下出血は、脳内出血の一種。

日本脳神経外科学会のデータによると、死亡率は約30~50%とされています。

 

生存しても、後遺症が残るケースが約30%とされる、極めて重篤な状態なのです。

竜選手はXで「状態は良くない」と報告。

16日には「飛行機の気圧変化で悪化したが治療中で改善傾向」と更新しています。

改善傾向ならよかった。

気圧の変化は脳内の圧力を変えるため、血管にダメージがある状態での飛行機移動は、想像以上にリスクが高かったはずです。

専門医は「完全回復には数ヶ月以上、場合によっては高次脳機能障害などの後遺症が残るリスクが高い」と警告しているんですよ。

実は、くも膜下出血は、一般的には高齢者の脳動脈瘤破裂が原因とされることが多いんです。

 

しかし、外傷性の場合、頭部への強打が直接的な引き金となり、若年層でも発症するケースが少なくありません。

特に、格闘技選手のように頭部への衝撃を繰り返し受ける環境では、脳表面の静脈(架橋静脈)が微小な損傷を蓄積していることがあります。

そこへ不意の一撃が加わることで、ダムが決壊するように出血する……というメカニズムなんです。

今回の様な一撃で、重篤な状態に至るリスクが高いと言えるでしょう。

  • くも膜下出血、死亡率30~50%と重篤
  • 外傷性は若年層でも発症リスク
  • 後遺症が残るケースも約30%

なんでもあり…みたいな雰囲気は、やっぱりよくないよね。

 

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江口響に傷害罪で逮捕の可能性は?

リング外での暴力行為は、競技の範疇を完全に超えています。

刑法上の傷害罪(懲役15年以下、刑法204条)に該当する可能性が高いと言えるでしょう。

通常の試合中であれば「正当業務行為」として違法性が阻却されますが、計量中の不意打ちはルール外であり、この免責は適用されません。

弁護士のSNS投稿では「不意打ちによる重傷は計画性すら疑われる完全な刑事事件」との見解が多数見られます。

過去の類似事件では、2018年に地下格闘技イベントでの試合外乱闘が、傷害罪で書類送検された事例があるんです。(警視庁データ)

医師の知念実希人氏は「外傷性くも膜下出血は致命的になるケースも多く、法的責任は免れない」と断言しています。

 

被害届が提出されれば、逮捕や書類送検の可能性は極めて高いとされています。

もし逮捕となれば、最大23日間の勾留に加え、社会的信用の失墜は避けられません。

ただし、竜選手が「自分の油断」と江口選手を庇う姿勢を見せ、告訴の意向を示していない点が、現時点での逮捕に至らない要因と推測されます。

とはいえ、警察関係者によると「被害者の意向や世論の動向次第で捜査が進む可能性はゼロではない」との声も上がっているようです。

 

ここで注意したいのが「誓約書」の存在でしょう。

法的には「誓約書」があったとしても、故意の傷害行為は公序良俗に反するため、免責されないというのが通説なんです。

さらに、刑事責任だけでなく、数千万円規模の損害賠償請求(民事責任)が発生してもおかしくありません。

今回のケースが前例となれば、今後の格闘技イベント全体の安全基準が見直される可能性もあるでしょう。

  • 傷害罪適用、刑事事件の可能性大
  • 医師の見解「法的責任は免れない」
  • 被害者の意向が捜査に影響か

こうなっちゃったら、もう格闘技ではないよね。

 

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運営の処分と今後の大会開催への影響

運営側は事件直後、江口響選手に対し「2大会出場停止」の処分を発表しました。

しかし、プロボクシング(JBC)などでは、ライセンスの無期限停止や剥奪といった重い処分が下されるのが一般的です。

それと比較すると、この処分は「軽すぎる」と映るかもしれません。

朝倉未来CEOは公式声明で「不意打ちで失神させる行為は良くない。安全管理を徹底する」とコメント。

しかし、具体的な被害者への補償や警察への対応は明言していません。

COOの溝口勇児氏は「批判は全て受け止める」と述べ、運営責任を認める姿勢を見せています。

BreakingDownはこれまで「過激さ」を売りにし、参加者はリスク承知の誓約書に署名しています。

いやいやいや、これはリスクじゃなくて、傷害事件でしょ。

試合中の事故でもダメなのに。

 

しかし、今回の重傷事態で安全管理への批判が急増。

Xでは「運営が乱闘を煽る構造が問題」との意見が10万件以上のリポストを記録しました。

具体的には、「オーディションでの乱闘を動画の再生数稼ぎに使ってきたツケが回った」という厳しい指摘です。

大会の存続については、スポンサー離れや世論の反発から「今後のオーディション形式やルール変更が必須」との声が関係者から上がっています

企業コンプライアンスが重視される現代において、傷害事件のリスクがあるイベントに広告を出し続けることは、スポンサー企業にとってもブランド毀損になりかねませんからね。

次回大会(BreakingDown19)の開催形式が注目されるところです。

 

BreakingDownのような「喧嘩自慢」エンタメは、競技性よりも演出や話題性を重視する傾向があるのではないでしょうか。

これまでは、多少のトラブルも「熱気」として消化されてきましたが、人命に関わる事態となれば話は別です。

過去にも乱闘が頻発していましたが、運営側が「内部処分」で済ませる慣習が刑事事件化を防いできた背景があるかもしれません。

ですが、主催者には参加者の安全を守る「安全配慮義務」も法的には存在します。

今回の事件をきっかけに、格闘技イベントのあり方が、大きく変わる可能性もあるかもしれませんね。

 

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まとめ

今回の事件は、単なるパフォーマンスの失敗ではなく、一歩間違えれば命に関わる深刻な事態でした。

リング外での暴力がもたらす法的リスクと身体的ダメージの大きさについて、改めて考えさせられますね。

エンターテインメント性と安全性のバランスをどう取るべきか、大きな課題が浮き彫りになりました。

  • くも膜下出血は死亡率や後遺症リスクが高い危険な状態
  • 計量中の不意打ちは傷害罪に問われる可能性が極めて高い
  • 運営には安全管理体制の抜本的な見直しが求められる

 

今後は、警察の捜査の行方とともに、大会側がどのような改善策を打ち出すのかが注目されます。

何よりもまずは、やるべしたら竜選手の一日も早い回復を心から願いたいところです。

もうホントこれしかない。

格闘技界全体が良い方向へ変わるきっかけになるよう、この問題を見守っていきましょう。

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ABOUT ME
虹助
こんにちは!埼玉県出身、大阪市在住40代の会社員です。 万博が大好きすぎて、blogをつくってしまいました あと2~3回は行きたい。 長年勤めていた会社が突然の廃業、そして失業。 このことがきっかけで、パソコンスキルゼロの状態からblogをはじめました。 blog歴1年ですが、今も毎日悪戦苦闘中。 趣味は、音楽鑑賞、(今年はOasisとRIP SLYMEが再始動して、テンション爆上がり中!)プレミアリーグ観戦、カフェ巡りに食べ歩き。 とくに、コーヒーと焼き鳥には目がありません! レトロな喫茶店を発掘するため日々、情報を収集しています。 このブログでは、最新のニュースやトレンド情報をわかりやすく発信していきます。 少しでも皆さんのお役に立てればうれしいです。