あぁ…やっぱり「リチャ脱退か!」
草間リチャード敬太さんのグループ脱退が発表されました。
脱退理由は、公然わいせつ罪による逮捕と、1年以上前から抱えていた心の病。
この二つが重なったことによる決断でした。
しかし、この出来事は単なるスキャンダルや不祥事では片づけられない、もう一つの側面を持っています。
なぜ彼はそのような行動に至ったのか。
どこで何が崩れてしまったのか。
明るく元気な印象の裏に潜んでいた“見えない不調”と、それを取り巻く環境や反応。
報道の先にある、静かで重い真実に目を向けることで見えてくるものがありそうです。
草間リチャード敬太の脱退発表
2025年11月20日、Aぇ! groupの草間リチャード敬太さんがグループを脱退するという衝撃的なニュースが。
まぁ、しかたないのかなぁ…と思ったファンのいるのでは。
Aぇǃgroup リチャ 脱退 pic.twitter.com/pBhinF7JuO
— オタ (@trhk_J_3) November 20, 2025
関西ジャニーズJr.時代から地道に人気を集め、CDデビューを果たしたばかりのタイミングでの脱退。
今回の発表は、所属事務所であるSTARTO ENTERTAINMENTが公式サイト上で公表し、大手メディアでも一斉に報道されました。
内容は非常に深刻で、「公然わいせつ罪での逮捕と略式起訴」
「1年前からの心の病による療養専念」が脱退の理由として挙げられています。
実はその少し前、2025年10月4日に草間さんは東京都新宿区で、公然わいせつの容疑で逮捕されていました。
朝5時台、マスクをした状態で下半身を露出していたという目撃情報もあり、警察に現行犯で拘束されたと伝えられています。
ファンの間でも、「何があったの?」「そんなことをする人じゃない」と、混乱とショックの声が相次ぎました。
さらに、11月13日には東京地検から略式起訴され、11月20日に東京簡易裁判所で罰金10万円の略式命令が下されたその日に、脱退が正式発表されたのです。
このタイミングは、あまりにも急で重く、ファンのみならず業界関係者からも驚きの声が上がりました。
もちろん、脱退=芸能界引退ではなくて。
草間さんはあくまで「グループ脱退」であり、事務所には残留しています。
リチャ脱退悲しい…あのグルーヴ感はリチャにしか出せないし、音程もリズムもあってて歌い出しリチャくんやと安心感すごかったのよ。ベースがいなくなった時も全力でカバーしてくれた努力家なのも知ってる。
いつか回復した時には、Aぇと共演してほしいな
ゆっくり休んでください。
待ってるよー!— みみ🍓 (@S07362517) November 20, 2025
今後は療養に専念し、心身の回復を目指すとのこと。
実際に事務所側も「本人の体調を第一に考える」と発表しており、復帰の可能性はゼロではありません。
ちなみに、Aぇ! groupとしてはこれで2人目のメンバー離脱となります。
2023年末には福本大晴さんがコンプライアンス違反で脱退し、そして今回の草間さん。
デビュー後の勢いが一気に冷めるような出来事が続いており、グループ全体の今後にも注目が集まっています。
今回の脱退発表は、ただの「メンバー脱退」では終わらない深い背景があるようです。
次の章では、より踏み込んで「脱退理由の真相」に迫っていきます。
草間リチャード敬太の脱退理由は心の病?
草間リチャード敬太さんの脱退は、「逮捕」というショッキングな出来事と並んで、「心の病」という非常にデリケートな要素が理由として明かされました。
これには驚いた方も多かったのではないでしょうか。
「心の病」とは具体的にどんな状態だったのか?なぜ今、それを公表したのか?気になるポイントはたくさんあります。
まず、草間さん自身が公式コメントで明かした内容に注目。
「一年ほど前から僕は心の病を患っており、そんな中このようなことになってしまい…」
この発言からも分かるように、逮捕される以前から精神的に不調を抱えていたことが伺えます。
メディアによっては「うつ症状では?」といった憶測も飛び交っていますが、診断名などの具体的な情報は公表されていません。
ただ、「心の病」とだけ聞くと、ピンと来ない方も多いかもしれませんね。
実は、心の病は見た目にはわかりにくく、本人にしか分からない苦しみを伴うものです。
特に、芸能界という華やかな場所で活動していると、「弱音を吐けない」「常に明るくいなければ」と自分を追い込んでしまうこともあります。
草間さんは、関西仕込みのユーモアと明るさでバラエティ番組でも人気を集めていただけに、内面の苦しみを抱えていたとは想像しづらいかもしれません。
また、彼のこれまでのエピソードの中には、「1人で泣きながら帰りました」という過去の発言もありました。
プレッシャーや葛藤と闘っていた様子がうかがえます。
でもやっぱりリチャくんの脱退は寂しすぎる。
安定安心のパフォーマンスを
いつも披露してくれてたし
Aぇ!groupのためにベースを頑張って
習得してくれたこと絶対忘れない。
ほかにもいっぱいいっぱいあるけど
今は1日でも早く元気になりますように😭💛— mana (@maAg515) November 20, 2025
長年ジャニーズJr.として活動し、ようやくCDデビューという節目を迎えた後も、本人の中では精神的に限界が近づいていたのかもしれません。
今回、草間さんは「自分がいることでメンバーやファンにこれ以上迷惑をかけたくない」とも語っています。
この言葉には、自己責任の意識とともに、グループやファンへの深い思いが込められているように感じられます。
心の病に悩みながら、必死に笑顔で仕事をこなしていたとしたら…その努力は、私たちが想像する以上のものだったのかもしれません。
また、所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTも、「本人の体調を最優先に考える」と公式にコメントしています。
これまでの旧ジャニーズ事務所では、こうした心のケアが不十分と指摘されることもありました。
今回の件では、事務所側が療養と復帰の可能性を明確に残した点が注目されています。
とはいえ、世間には「事件の後付けでは?」「同情を買おうとしているのでは?」という厳しい声もあるのが現実です。
しかし、心の病は目に見えるものではありませんし、「それが理由なら仕方ないよね」と感じる人も多いはず。
草間さんのように、表に立つ人が自ら公表することで、同じような悩みを抱えている人たちにとっても希望になるかもしれません。
芸能人だからといって、心が壊れないわけではありません。
どれだけ明るく見える人でも、ひとりの人間です。
今回の脱退は「事件」だけでなく、「心の病」という見えない傷が影響した…そう考えると、単なるスキャンダルでは片付けられない重みがあります。
では実際に、今回の事件と心の病にはどんな関係があったのか?
事件は心の病の影響?
草間リチャード敬太さんの脱退には、「心の病」が背景にあると公表されました。
Aぇ担とまでは名乗れないけど、Aぇちゅーぶは好きでずっと観てたから寂しい。
心の病は目に見えない分、本人にも他人にも具合が判りにくい。
無理せずゆっくり休んで欲しい。
繊細そうだし、グループを思っての脱退というのが…😭
でもリチャくん自身の心と感性を守る為に、今は必要なことだと思う。— nabi (@2step_9) November 20, 2025
では、その“心の病”が、2025年10月に起きた公然わいせつ事件にどう関係していたのでしょうか?
気になるのは、精神的な不調が行動にどう影響を与えたのかという点です。
もちろん、事件は事件。
どんな理由があっても、他人に迷惑をかける行為が許されるわけではありません。
ただ、それでも「なぜそんなことをしてしまったのか?」という疑問は、多くのファンが感じたはずです。
温厚でまじめ、そして明るいキャラクターで知られていた草間さん。
そんな人物像と「早朝の新宿で下半身を露出していた」というニュースには、大きなギャップがありました。
実際に、彼の逮捕後の行動にも“異常”が見て取れるという声もあります。
たとえば、逮捕時には「マスク姿で現場を徘徊していた」との報道もあり、「普段の彼ならあり得ない」との証言も。
しかも、早朝5時台という時間帯。
何かに追われるような、不安定な精神状態を感じ取った人も少なくありません。
また、インターネット上では「ハメられたのでは?」という憶測や陰謀論めいた意見も出回りました。
通報までが異常に早かったことや、行動の不自然さに違和感を持った人たちが声を上げたのです。
もちろん、真相は明らかにされていませんし、事務所側もこの件について深くは触れていません。
ですが、こうした不可解な点が生まれる背景には、やはり精神的なコンディションの問題が影響していた可能性は否定できません。
実際、草間さん本人もコメントの中でこう語っています。
「このまま自分がいることで、みんなの足を引っ張ってしまう、より多くの迷惑をかけてしまうという思いもあっての決断です。」
つまり、事件自体を冷静に振り返り、自責の念に駆られながらも、自分の精神状態をきちんと理解している様子がうかがえます。
この“気づき”こそ、心の病と事件のつながりを感じさせる部分なのかもしれません。
さらに興味深いのは、彼が「心の病」を脱退理由としてあえて公表した点です。
日本の芸能界では、精神疾患に対する理解が進んできてはいるものの、いまだに“隠す”ことが多いのが現実です。
これは裏を返せば、事件だけを理由にしてしまうと「自分が本当に伝えたいことが伝わらない」と思ったのかもしれません。
単なるスキャンダルとして処理されるのではなく、「精神的に追い詰められた末の行動だった」という側面を、ファンにも伝えたかったのではないでしょうか。
また、STARTO ENTERTAINMENTも公式に「本人の体調が一番大切」とコメントしており、処分だけで終わらせるのではなく、サポート体制を整えた上での脱退という形を取った点にも注目です。
これは、これまでの“旧ジャニーズ”体制からの変化ともいえる姿勢です。
最後に、あらためて考えたいのは、「誰でも心を病む可能性がある」ということ。
どれだけ元気に見える人でも、ふとしたきっかけでバランスを崩してしまうことがあります。
草間さんの事件も、“彼が特別におかしかった”というより、私たちの身近にも起こりうることと捉えると、見え方が変わってくるかもしれません。
事件の背景にあった心の不調。
そのサインに、もっと早く誰かが気づけていたら――。
そう思わずにはいられません。

