前回、大阪・関西万博に対するネガティブキャンペーンの記事を書いたタイミングで、ある放送局の報道姿勢がひどいと話題になっていました。
それが、高市早苗政権の誕生を伝えたNHKの映像に使われたダッチアングルです。
ダッチアングルとは、わざと画像を傾けさせて視聴者に不安を感じさせるという映像手法。
NHKの高市内閣特集で「ダッチアングル」が多用されているのが話題になっていますね。
ダッチアングルとは、カメラを意図的に傾け、視覚的な不安定さや緊張感、混乱などを表現する手法。
今後、妙に斜めのアングルや、意図的に変な表情をしている写真が使われていたら、印象操作だと思ってください。 https://t.co/vUEKOa9f6f pic.twitter.com/P7MD0ZFzI3
— 🌻ひまわり速報🌻 (@hima_news_ch) October 23, 2025
高市政権の支持率は発足間もない段階にも関わらず70%を超えているので、ここに違和感を感じた人がたくさんいたようです。
今回は、この気になるNHKのダッチアングルについて詳しく解説していきたいと思います。
NHKのダッチアングル報道とは何か?
「なんか映像がナナメじゃない?」というつぶやきがXで広がったことから、今回の“NHKダッチアングル問題”は始まりました。
10月22日夜に放送されたNHK「ニュース7」。
高市早苗内閣の発足を伝える特集映像で、画面が明らかに傾いていたのです。
しかも一度だけでなく、会見シーンや閣議シーンなど複数の場面で5〜15度ほどの傾きが見られました。
まるでカメラごと揺れたような映像が続き、「意図的な印象操作なのでは?」とネット上で炎上しました。
最初に問題を指摘したのはジャーナリストの西村幸祐氏。
「超偏向・歪曲報道。これはプロパガンダ手法の一つ」とXに投稿し、一気に拡散しました。
この発言をきっかけに「NHK ダッチアングル」がトレンド入り。
世間の注目を集める形となりました。
10月22日、NHKニュース7が、超偏向・歪曲報道!
昨日就任式を挙げた高市内閣の特集で、意図的に受け手に不安感や否定的イメ―ジを与える手口で高市早苗総理と高市内閣を攻撃した。映像を水平でなく角度をつけて訴求するのもプロパガンダ手法の一つだ。 https://t.co/QFyjmWOmbf pic.twitter.com/opeCD8kDn5— 西村幸祐 (@kohyu1952) October 22, 2025
“ダッチアングル”とは、カメラを水平からわざと傾けて撮影する映像技法のこと。
サスペンスやホラー映画などでよく使われ、観る人に不安や緊張感を与える演出です。
被写体が「不安定」「危うい」といった印象になるため、ニュース番組で使われることは通常ありません。
そんな手法を公共放送が政治ニュースで使用した――それこそが今回の炎上の核心といえるでしょう。
現在、NHKは公式なコメントを出していません。
しかし総務省が編集手法について確認を進めていると報じられています。
つまり、意図的だったのか、それとも単なる編集上のミスなのかはまだ明らかになっていません。
それでも世論は、「政治報道で画面を傾けるなんて、放送法の『政治的公平性』に抵触するのでは」と厳しい視線を向けています。
SNS上では「受信料でこんなことするな」「NHK解体を」といった怒りの声が殺到。
特にXでは「#NHK解体」がトレンド入りし、著名人からも批判が続出しました。
作家の百田尚樹氏は「極めて悪質なプロパガンダ」と非難し、その投稿は数万回以上リポストされています(10月23日)。
★拡散希望★
22日のNHKの7時のニュース。
高市総理および関連画像が斜めになってる(倒れかけているようにも見える)。
これはダッチアングルと呼ばれる手法で、見る者に不安や緊張感を与える効果がある。
意図的にやっているのは明らかで、極めて悪質な報道である。 pic.twitter.com/JhFufigOUr— 百田尚樹(作家/日本保守党代表) (@Hoshuto_hyakuta) October 23, 2025
一方で「偶然では?」「気にしすぎでは?」といった冷静な意見も見られます。
ただし多くの人が敏感に反応したのは、今回が初めてのことではないからです。
これまでもNHKの偏向報道疑惑はたびたび話題になってきました。
2024年には「南京大虐殺」関連の放送や、クルド人特集の偏向報道が炎上。
さらに就任前には、共同通信記者による「支持率下げてやる」という音声漏れ事件も拡散されました。
そんな流れの中での“ナナメ映像”。
「またか」と感じた視聴者が多かったのも当然かもしれません。
映像というのは、言葉以上に強く印象を残すもの。
たった数度の傾きでも、視聴者の「信頼」がスッと傾いてしまう。
その角度こそが、いまNHKに突きつけられた大きな問いなのではないでしょうか。
現在、総務省はNHKに事実確認を求め、国会でも質問が予定されています(10月24日時点)。
なぜNHKは高市早苗政権を“傾けた”のか?
通常、ニュース映像は本来、ピシッと水平であるのが基本。
ところがNHK「ニュース7」では、カメラが明らかに傾いていたのです。
しかも一度だけでなく、閣議や国会前のカットでも角度はおよそ5〜15度。
視聴者が「これは偶然じゃない」と感じたのも無理はありません。
そもそもNHKと高市政権の間には、以前から“静かな緊張感”があったように思います。
NHKは過去にも「保守政権を批判的に報じている」と政治的立場の“温度差”が指摘されていました。
高市早苗首相は、防衛強化や放送法改正を掲げる保守派リーダーとして多くの国民から期待されており、それは高市政権発足直後の高い支持率にも現れています。
実際、メディアにも臆せず意見を述べるタイプとして知られていますが、そんな人物が総理に就任した直後に“ナナメ映像”。
タイミングを考えれば、「偶然とは言い難い」と感じた人が多かったのも頷けますよね。
まるで「高市内閣は不安定ですよ」と伝えるような画面構成。
しかも“ダッチアングル”は、ホラー映画などで不安や混乱を誘う心理的演出手法です
(あくまでプロの演出の1つなんですけどねぇ…)
政治ニュースでこの技法を使うのは、きわめて異例といえるでしょう。
SNS上では「NHKは高市政権が嫌いなんだろう」「支持率を下げたいのでは」といった批判が多く集まっています。
Xでは「NHK解体」がトレンド入りし、ジャーナリストの門田隆将氏は「マスコミの反高市キャンペーンが全開だ」と投稿していました。
この発言は数百回以上リポストされ、国民の不信感が一気に高まる事態となりました。
「支持率下げてやる」とのマスコミは既に“全開”。百田尚樹氏によればNHKは早速7時のニュースでもやってくれた。「高市総理および関連画像が斜めになってる(倒れかけているようにも見える)。これはダッチアングルと呼ばれる手法で、見る者に不安や緊張感を与える効果がある。極めて悪質」と。さすがNHK https://t.co/YiN69FLNPs
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) October 23, 2025
一部では「編集チームや上層部に反政権の勢力がいるのでは?」という憶測も飛び交っています。
ネット上では中国系スタッフの関与が指摘されており、内部に“反日・反政権的な影響力”が残っているのではという疑いもあるにはあります。
NHKの現場や上層部には、保守政権に批判的な左派傾向があると以前から噂があるので、今回のようなダッチアングル手法はそういう疑惑を高めてしまうでしょう。
公共放送であるNHKにとって、こうした疑惑は特に重い意味を持つのです。
テレビの世界では、ほんのわずかな演出が印象を左右します。
ナレーションの抑揚や照明の明るさ、編集のタイミング。
それだけで見る人の心は「安心」にも「不安」にも傾くのです。
だからこそ、ニュースでは中立性こそが命だと考えているのですが、SNS時代になってからは「テレビって意外と中立じゃないのね」という認識になりつつあります。
ニュースがもし意図的なコントロールをしているなら、もはやテレビによるニュースは不要となる日も近いかもしれません。
その背後には、単なる“角度の問題”では語り尽くせない、報道と政治の深い溝が見え隠れしています。
ダッチアングル問題とNHK報道への信頼低下
プロカメラマンは水平を取る事に関してとても厳しい。
ダッチアングルは意図しないと使わない。
上からの指示でもない限りね。 https://t.co/nadSYldEOI— 三脚亭しっぽ (@briartale) October 23, 2025
今回のこの出来事は、単なる撮影ミスにとどまりません。
(というか、意図的と思えてしまう)
NHKという国民放送の信頼そのものを揺るがす事件となっています。
ニュース7で放送された高市早苗内閣の特集映像。
画面が不安定に傾いており、見る人に違和感を与えました。
ほんのわずかな角度でも、人の心は敏感に反応します。
「高市政権って大丈夫?」「なんだか不安になる」――そんな声が次々と広がりました。
そもそもダッチアングルは、ホラーやサスペンス映画などで使われる手法のひとつで、観る人に無意識の不安を与えるサブリミナル的な演出です。
言葉で説明しなくても、映像そのものが心にメッセージを残す。
それをニュース番組(しかもNHK)が意図的に用いてたとしたら信頼低下は避けられません。
実際、「またNHKか」と感じている人もいて、視聴者の不信感は過去の偏向報道疑惑と結びつき、一気に拡大しつつあります。
いまやニュースを“そのまま信じる”時代は終わりつつあります。
わずかな編集、たった数度の角度――。
それだけで人の無意識を動かしてしまう。
このようなサブリミナルまがいの手法が公然と使われていたこと。
それが今回の事件の最も恐ろしい部分ではないでしょうか。
しかも、NHKの報道姿勢をめぐっては「上層部が左派寄り」「反高市的だ」との見方も広がっており、議論は過熱。
もはや“偶然の角度”では片づけられない状況です。
高市首相が放送法改正を公約に掲げる中、NHKへの監視が強まるのは確実でしょう。
受信料制度や放送法の見直しを通じて、公共放送としてのNHKのあり方が問われる局面に入っています。
ダッチアングルについて、よく知らずに使ったのだとしたら、
国民から多額の視聴料を徴収している公共放送として、勉強不足すぎて大問題だし、
ダッチアングルの特性について知っていながら、これを使ったのなら、意図的な偏向報道であり、やはり、大問題である。 https://t.co/VqhujmZwG4
— Genzei Man (@tbouku_genzei) October 23, 2025
ニュースとは本来まっすぐであるべきもの。
大阪万博のネガティブキャンペーンの記事でも書きましたが、報道に公平性がないというのは本当に信頼低下につながります。
それが昨今のテレビ離れの一因になっていることは間違いないでしょう。
今回のNHKの映像は、それがもし意図的なものであれば、国民の期待と裏腹なものとなります。
NHKでさえそんなひどい報道をするのであれば、我々の情報共有がテレビからネットへと移行していく未来は、やはり自然な流れとなっていくでしょう。
